計画概要について
・国の動向
「第2次八尾市芸術文化振興プラン」の後継計画であるこの「八尾市芸術文化推進基本計画」では令和
10年度までの計画期間の目標として「芸術文化の魅力を活かした豊かなまちづくり」を掲げ、「芸術文化による創造及び交流の基盤」を「やおうえるかむコモンズ」と名付け、芸術文化に関わる人や団体、場所との交流の場づくりを進めていきます。
・八尾市の方向性
国では、文化芸術の固有の意義と価値を尊重しつつ、社会的・経済的価値も含めた多様な価値を、観光、まちづくり、国際交流、福祉、教育、産業その他の各関連分野における施策と有機的に連携させるという考え方のもと、平成29年に「文化芸術基本法」を改正し、翌平成30年には改正法に基づき「文化芸術推進基本計画(第1期)」が策定され、国の方針として示されました。
・計画の目標と交流の場づくり
八尾市では平成23年に前計画である「第2次八尾市芸術文化振興プラン」を策定し、文化行政を進め
てきましたが、国の方針を踏まえて、令和4年3月に新たに「八尾市芸術文化基本条例」を制定し、「芸術文化による創造及び交流の基盤の形成」と、その有機的なネットワークを活かした豊かなまちづくりを目標に掲げました。
計画目標と7つの施策
計画目標:芸術文化の魅力を活かした豊かなまちづくり
施策1:芸術文化による創造及び交流の基盤の形成に係る体制及び仕組みの整備
コーディネーターの育成
「コモンズ」の多様な形成主体を結びつけ、ネットワークを構築するコーディネーターを育成します。
施策2:芸術文化につながる機会の提供
商業施設や公共施設での芸術文化イベントの開催
商業施設や公共施設で芸術文化イベントを開催します。