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【展示】河内木綿 うつくしき藍型染の世界 

-江戸のむかしから伝わる文様の数々を研究・復元した村西德子さんのコレクションを公開-

令和6(2024)年
9月27日(金)~9月29日(日)

八尾市文化会館プリズムホール
1階光のプラザ&オープンコーナー

いまから320年前の江戸時代・宝永元年(1704)、大和川の 付替工事後に、旧河川の跡地が綿花の栽培に適していたことから八尾や近隣地域が国内有数の綿花生産地になりました。綿作りがさかんになるに伴い、白木綿や縞木綿も織られるようになり「河内木綿」と称されました。河内木綿産業は明治の終わり頃まで八尾の一大産業でした。
NPO法人河内木綿藍染保存会の初代理事長・村西德子さんは1976年に河内木綿の文様藍染と出会い、その研究・復元に半生を捧げてこられました。村西さんの功績により、河内木綿の文様は再び八尾が誇る工芸として注目を集めています。
この作品展では保存会で所蔵されている村西さんの貴重な藍型染コレクションの一部を公開させていただきます。海外 では『ジャパン・ブルー』と称賛される藍染めより生まれた青色。染物によって1点1点違う、多彩な色合いと文様たちをど うぞお楽しみください。

<村西德子プロフィール>
1931年
大阪府八尾市に生まれる
1976年
木綿研究家・辻合喜代太郎氏の収集品展示会で河内 木綿文様藍染と出会い、それまでの日本画型絵の復元研究に入る
1982年~
関西圏を中心に復元展示会を開催
1991年
型絵藍染研究所開設、教室主宰
1994年
『河内型絵 河内木綿と藍染』出版
2001年
NPO法人河内木綿藍染保存会が大阪府承認を受け、理事長に就任。八尾市姉妹都市のアメリカ・ベルビュー市シティホールにて展示会
2003年
日口文化交流ロシア国立エルミタージュ美術館にて河内木綿展出展(2ヶ月)、のち帰国展
2009年
『河内木綿 文様と藍染の美』出版 八尾市文化会館にて出版記念展 八尾市文化賞受賞
2015年
『河内木綿 文様と藍染の美II 南河内紺屋型』出版
2016年
八尾市文化会館にて『河内木綿と生きる』作品展& ファッションショー

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